昨日『ザワつく!金曜日』で、石原良純が縄ばしごの話をしていた。
縄ばしごは登り方にコツがあり、それを知らないと満足に登ることができないらしい。『西部警察』を撮影しているとき、湖に落ちた良純にヘリから縄ばしごが垂れさがる……というシーンがあったが、殺陣師が事前にコツを教えてくれなかったせいで登れなかったとボヤいていた。
そんなコツは初耳である。というか、そういえば縄ばしご自体登ったことがないような。困ったことがないことは無関心……そんな態度は良くないので一度登ってみたいけど、どこに行ったら登れるんだろう。ヘリもないし。
というか、あの「縄ばしごを垂らしたヘリ」は最終的にどうなるんだろう。
縄ばしごにぶら下がる人がヘリまでたどり着いて、縄ばしごを回収するのが一番美しいはず。でも、登り切った場面って見たことない。たいてい、あのヘリは縄ばしごを垂らしたままどこかに行ってしまう。「あばよ~とっつぁ~ん」とか言って。
あのままだと縄ばしごはめちゃくちゃ揺れるだろう。グルングルン回っちゃうかもしれない。吐いちゃう。じゃあれだ、縄ばしごをもっと長くしたらいいのかな。先っちょが地面にちょっとついてて、カサササ……って擦ってるくらいだったらそんなに揺れないんじゃないか。でも木に引っかかってビーン!ってなるか。
やっぱり一旦ちゃんと着陸したほうがいい。縄ばしごを投げて済まそうなんて安易な考えはダメだ。じゃぁ湖に落ちた良純はどうする? ビショビショで助けを待つ良純は? 良純1人を犠牲にして、ヘリの中の5人を助けるのか?
ここから先は正義について考える時間です。